Archive for 7月 5th, 2008

僕が世の中を一番怨んだ日。を思い出した昨日の夜。

土曜日, 7月 5th, 2008

080705_013201.jpg平成12年頃の僕は、ミニシアターにハマって通っていた。

ある日、とても好きな映畫に出会った。

 

とある夫婦の奥さんが少しづつ狂ってゆく(あえてこう書きます)

それを旦那さんが少しづつ理解して一緒に暮らして行こうか〜

的な、たいしたヤマもオチも無い映畫。

いわゆる後はご想像におまかせしますな感じの。

 

そんな映畫に僕はめちゃめちゃに感動して

あちこちのミニシアター(ミニシアターは短期間しか上映しない為)に足を運んだのだった。

 

 

そんな時に、その映畫の監督の挨拶と上映会が行われるとの情報をゲット!!

確かその頃、

「分裂症」→「統合失調症」に呼び方を変えようだか、変えただかの時期で

メンタル医学会みたいのの、そのフォーラム的なので入場無料!!

 

もー興奮して意気揚々と足を運んだ。

 

 

入場してみると、そこは

ソノテの医学会の偉いっぽい方々たくさん。

ソノテの学生さんっぽい方々たくさん以上。

ボランティア的な方々たくさん。

 

そしてその場しのぎのような

「統合失調症について」のパネルがいくつかロビーに置いてあった。

 

開演(?)になると

ボランティアの方の

「呼び方が変われば差別もなくなります!!」

というヒステリックな演説や

お偉い方の

「今後の我々はー」

みたいな演説。

を、しこたま聞かされてから上映。

 

短い映畫なんだけど

雑談と笑い声といびきとが響き合って、

「映畫館でそういう行為をやったらオカシイだろう?」

という感じだった。

 

上映が終わり電気が少しづつ明るくなってゆく時に学生達の声が聞こえた。

「意味わかんねー」とか「結局オチは何だったの?」とか。

 

そのまま監督が出てきて

この映畫を作った思いや苦労話等を話して、

「質問のある方がいたらどうぞ〜」

みたいな感じになった。

 

偉い人の

「こういう映畫を作ったのに意味はあるのかね?」

という的外れで上から目線な質問や

学生の

「何が言いたかったんですか?」

「彼女はいますか?」

という質問がポツリポツリと、

(誰かが質問しなければいけない雰囲気だから…)

ってな感じでいくつかの質問があった。

 

 

 

 

 

 

 

僕は絶望的なキモチになった。

 

精神的に苦しんでいる方が病院に行っても

治療するのは、こういう感覚のイシャなんだ。

そう思った。

良心的な、真剣なイシャもいるだろう。

だけれど、大半はこういうイシャなんだ。

病気の呼び名が変わろうが、病気の方は何も変わらない。

ここに来ていた学生の方々が、将来イシャに成るとして

あと30~40年くらいは、ただニコニコ営業をして薬を出すだけのイシャなんだろうな。

そう思った。 

 

その時の僕は、とんでもなく絶望した。

「このまま生きているより死んだ方がきっと楽なんだろうな」

とその時は本気で思った。

 

 

 

 

 

 

 

何故か生きながらえて、随分と年も重ねて、

あの時の様な激昂する感覚は、あまり無くなった。

けれども、

僕は、やはりというか未だというか、

世の中が全然に信用できないでいる。

 

僕は、薬も出せないし話しも聞いてあげられないし

カウンセリングもできない。

 

だけども、

「こういう生き方も選べるんだぜ!」

という、方向性のひとつとしてこういう生き方をできるだけしようと思う。

 

 

 

画像は、多分僕が初めて読んだ心理学の新書。