Archive for 2月 6th, 2009

昼間の酒と、父と子と。

金曜日, 2月 6th, 2009

今日は昼間っから呑める居酒屋に行きました。

 

まーよくあるコトなんですがね。

所用で普段は行かない方面だったんで

老舗のトコに行ったんですわ。

ゆーめーな。

 

これが雰囲気のあるいー建物でねー。

さすがに昼なんで混雑はしてなくて

ひとり呑みのおじいちゃんとか

ちょっと洒落たモラトリアム世代とか

ぱらりぱらりと。

 

瓶ビールと焼き鳥セットを注文し

ひとくち。

 

「…あーこの味と雰囲気…

アレだ…幼い頃に、

親父に連れてかれた居酒屋のアレだ…」

 

 

 

父『お前、こういうとこ初めてだなー

 焼き鳥、何喰えたっけ?シロは無理か?』

 『ここのシュウマイはでっかいんだ。食べてみるか?』

 『母さんには内緒だぞ』

 

 

みたいな感じの、

子供としては居心地はそんなに良くない。

んだけど、

なんか大人の世界を見ちゃったワクドキ感覚や

食べ慣れない大人B級グルメの妙なウマさと

アルコホルに呑まれてゆくあまり見慣れない(好きでない)父とで

ホヘヘとなってしまうアレだなー…

 

なんて思ってたら

隣のテーブルに

まさにお父さんと息子(推測小学5〜6年生)が!!!

 

まさに上の様な会話をしだす。

悪いとは思うんだけど、聞き耳警報が頭の中に鳴り響く。

瓶ビールと焼き鳥セットをやっつけ、

焼酎とタンサン、煮込みに移行し、実行。

 

まず食事を注文。

お父さんは焼酎のお湯割り、息子はコーラ。

会話から推測すると、

学校だか塾だかの3者面談的なのにお父さんが駆り出されて

半ドンで自由になって食事にココに来たみたい。

お受験??なのかな???

そこまでは分からなかった。

父『ど〜せアレだろ?帰ってからお前。ゲームするんだろ?

あれだ。モンハンか?』

に、びくっとしたりしつつ

僕はあらぬ方向を見て

耳だけはそちらへ意識。

息子の声は聞こえないなー。

※息子と来るのは初めてのお店。

※世の中、勉強だけじゃない。

※お前も呑むか?まだ無理かw

 でも俺がお前くらいの時には呑んだことあったんだぞ。

みたいな、ありがちな父子の会話に胸がゆんゆんしたり。

お父さんは、焼酎に移行。

テーブルにある梅シロップを焼酎に入れ

父『これ甘いぞ、飲んでみるか?』

と息子のコップにつぐ。

息子はあまり美味しくなかった様子。

 

そんな中、お父さんが言い出した

 

父『男同士の話しをしようか?』

 

うわ!なんて良いシチュエーション!!

ドコカのイエの初男同士の話し、いただきます!!!

 

父『結局、(学校かクラスか塾)選ぶのはお前だからな。

  あっちでは友達が沢山できて楽しいかもしれない

  こっちでは友達ができなくてつまらないかもしれない

  でもそこを選ぶのはお前だから。

  そこばっかりはお父さんもお母さんもなんともできんからな』

 

みたいなコトを言っていた。

モットモだ…モットモだよお父さん!!

 

現在の僕なら分かるよ。。。

でもキット10歳ソコソコじゃ分からんよお父さん!!

 

その後、所用の時間が迫ってきた僕は店を後にしました。

とさ。

 

 

 

 

僕が小学生の頃、

どうしても作文が苦手で

何を書いたら良いのか分からなくて

いつも書くのにものすごく時間がかかっていた。

真面目だったので宿題をしないという選択肢は

考えたコトが無かった。

 

すごく悩んで、子供には深夜の時間にやっと書き上げた。

晩ご飯も食べなかったのかな????

 

その頃の蒲郡には

深夜(たぶん23時とか24時)に

食事ができるお店も

買い物ができるお店も無かったんだろう。

 

父『じゃぁなんか食いに行くか』

 

と、居酒屋に連れて行ってもらった。

 

場所と、

入り口に小さな水車的なオブジェがあったのかな?

とにかく暖簾のかかった和風なお店の見た目と、

カウンターと、

わかさぎの唐揚げが初体験で

とても旨かったコトを覚えている。

 

たぶん

父『子供が食べれそうなモン、適当に出して』

みたいな感じだった気がする。

何が食べたいか聞かれたのかもしれない。

 

僕は父と何か話しをしたんだろかね?

初、男同士の話しってやつを。

 

しかし記憶は先に書いたモノのみ。

小学生なんてそんなモンだ。

世のお父さん達、子供なんてそんなモンですよ。

(子供が10歳くらいで

お父さんが30の時の子供としたら

お父さん40歳くらい。

完全にお父さんはほぼ同年代)

 

 

 

 

 

 

残念ながら、蒲郡にそのお店はもう無い。

中学の同級生が焼き鳥屋をやっとるらしい。

 

僕がお酒を呑める年齢になった時は

一人暮らしをしていた。

長い長い反抗期が終わる前に

お父んは、居なくなった。

 

一度くらい、

男同士の話しという名の

酔っぱらいのどーでもいー会話を

できれば良かったなー。

 

と、思うも

僕の反抗期はいまだ続いておるのだった。